~幾野の道の遠ければ~ 月海が日々堕落してゆく日記
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掌返し
2010-03-31 Wed 21:10
同じネタが続きます……。

東京都青少年健全育成条例改正案(いわゆる二次元規正法)というのをまともに読んでみましたが、
そんなに悪いものじゃないかと一瞬賛成派に傾いてしまいました。
要は岐阜県の青少年保護条例とやりたいことは同じなんですよね。
簡単に言えば、エロ本はガキンチョがいないところで売れということです。
岐阜の時も実は問題になっていました(論点は違います)けれど、
健全育成のためには有害図書の流通を幾分制約することになっても止むを得ないという結論になっています。

東京都も考え方は同じで、ガキンチョが普通に来るコンビニとかでエロ本売るのはどうよということです。
確かにこれだけならば私も賛成できます。しかし、岐阜の場合と違うのはここから先です。
今回の場合、対象は架空キャラクターであり、「18歳未満に見える」キャラであり、
それらに該当した物は販売を規制されるということでした。

岐阜県の場合は、三次を含め有害図書とし、売る場所を限定したのに対し、
東京都は二次創作物を対象にし、基本販売禁止としてしまったのでした。
漫画家達が怒ったのもこの違いだろうと思います。

そもそも、思想の自由市場論というものがあります。
表現行為は実際に国民の目に触れ、評価を受けることによってより真実に近いものが生き残っていく自由市場の考え方です。
従って、表現行為は例え問題があったとしても国民の目に触れる必要があり、
国民の目に全く触れないような規制はすべきではないというものです。
何が良くて何が悪なのが、お上が決めるべきではないのです。
これは憲法でも強力に保護されていて、
1)行政権が主体となり
2)表現行為を発売前にその内容を審査し
3)不適当なものを発売禁止にする
ことは、危険すぎるために例外無く絶対禁止となっているのです。
更に、表現内容を規制する法律は明確でなくてはならず、不明確な文言である法律は違憲無効となります。
不明確な文言、例えば「18歳未満に見える」といわれても、どんなキャラにすれば許されるのかわからず、作者が萎縮してしまう、
しいては表現の事前抑制に繋がる危険性があるのです。
明確かどうかは何を基準に判断するのか、これは作者ではありません。自分には不明確だったと言い訳できてしまいます。
ここでもやはり国民を基準にするのです。一般人の常識に判断させる。
つまりは、問題がありそうだと行政が思っても、とりあえず出せと、思想の自由市場論が採用されているのです。
これだけ騒がれているのは、ここに由来するのでしょう。

まあこの条例を支持してる団体を見れば、健全育成云々は建前で、二次元規制が目的なのは一発でわかるんですけどね。
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